家族で船に住み、様々な土地を漂流、移動生活をしていた人達がいた。
古代から近世まで東アジア一帯に存在した彼らが、漁業を営み生活した船を、瀬戸内海では「家船」と呼んでいたようだ。
作品「家船」では、東アジアを移動してきた彼らの船が女木島に漂着し、島に住む事になり、主がいなくなったその後の遠い未来にまで、もし彼らの家が残っていたとしたら…とゆう設定で、古代から現在、未来までの長い長い時間が一つの家船に折り重なった空間を作りたいと思う。


家船
アーティスト:KOURYOU
作品No.:mg18
料金:300円
休業日:会期中無休
開館時間:9:00-16:30