◆男木島_Ogijima

SEA VINEー波打ち際にてー(og10)-高橋治希

投稿日:

前回までのSEA VINEを踏襲しながら、今回新たなSEA VINE−波打ち際にて−を制作します。
窓の外に見える瀬戸内海が室内で陶磁器の波に変容して、波打ち際として足下に広がります。打ち寄せる波は、瀬戸内海の浜辺に自生する、ハマヒルガオ、ハマオトモ、ハマゴウ、ウンランや、男木島で見かけるスイセン等12種類の姿を借りて、打ち寄せまた遠くに引いていくように感じられます。
それらの花の中一輪一輪の中には、ツバメチドリやオオハムなどの渡り鳥、アサギマダラ等海を越える生き物が飛び交うように釉薬で描かれ、蔓全体で繋がり遠望の瀬戸内海に包み込まれるように同化します。
古びたこの室内に取り込まれる遠望の瀬戸内海の風景に、陶磁器からこそ生まれる事物の儚い移ろいを重ねることで、「朽ち行く中に生成される新たな生気を帯びた風景」を作り出したいと考えています。

引用:https://setouchi-artfest.jp/seto_system/fileclass/img.php?fid=artworks_mst.201905091859030052bc72855c392fc8b1f2ad3e158fda&d=0&w=970&h=662&b=ffffff&t=0&s=1
【作品データ】
SEA VINEー波打ち際にてー
アーティスト:高橋治希
作品No.:og10
料金:300円
休業日:会期中無休
開館時間:9:30-16:15







-◆男木島_Ogijima
-

執筆者:

関連記事

アキノリウム(og08)

建物の1階を「影絵の展示会場Sound Theater」とし、自動演奏をするサウンドオブジェの影絵を映し出す。また、2階の「サウンドオブジェ屋敷」では、天井裏と床に数多くのサウンドオブジェを設置、立体 …

オンバ・ファクトリー(og06)、オンバカフェ

Contents1 オンバ・ファクトリー2 オンバ・カフェ オンバ・ファクトリー 坂道や細い路地が多い男木島では、オンバ(乳母車)が必須品である。島の人たちのオンバにカラフルなペイントや装飾を施し、日 …

部屋の中の部屋(og15)

部屋の中に、90度回転した部屋が出現。つまり、本来は畳の床であるはずの面が壁になっていたり、床の間が床にあったり、天井のような壁から外を眺めたりといった不思議な空間だ。通常は横に並んでいるはずのふすま …

記憶のボトル(og13)

島の人たちの思い出をボトルに封入し、小さなあかりをともす作品。 今は男木島で人気ナンバーワンとも言われる作品です。 島民の皆さんから思い出の写真や物を提供してもらい、それをボトルに詰め込んでいます。 …

Trieb-家(og11)-遠藤利克

人が去り残された家というものは、かつて暮らしていた住人の心的状況を濃密に残留させ、家それ自体が記憶の装置と化して踏み込む者を圧倒する。今回、作品設置空間として与えられた場所は、朽ち果てた一軒の民家であ …




瀬戸内国際芸術祭2019

人気記事

Translate »