入所者、看護師、職員が語る話は全部違う。その豊かな「語り」をランチョンマット大の絵に描き、それを型紙として、手芸に親しむ方々が各々独自の材料や手法で制作をする。
様々な物語は、様々な手と素材を媒介として再話される。物語は観る、のではなく、手触りする。


物語るテーブルランナー in 大島青松園
アーティスト:鴻池朋子
作品No.:os08
料金:無料
休業日:会期中無休
開館時間:10:15-16:00
投稿日:
入所者、看護師、職員が語る話は全部違う。その豊かな「語り」をランチョンマット大の絵に描き、それを型紙として、手芸に親しむ方々が各々独自の材料や手法で制作をする。
様々な物語は、様々な手と素材を媒介として再話される。物語は観る、のではなく、手触りする。
執筆者:miyuki
関連記事
稀有の触手-放たれた体温-(os04)-やさしい美術プロジェクト
「唇や舌は麻痺なく目に代る稀有の触手ぞ探りつつ食う」大島の歌人斎木創の歌である。自らの命を絶やさず燃やし続ける生々しい人の姿がそこにある。大島でカメラを構え続けた鳥栖喬は自身の眼を遠くへと射出すために …
愛媛に生まれ、モンゴルに抑留され、戦後は大島に生きた歌人、政石蒙。その足跡を現代美術家でありホーメイ歌手でもある作家が辿って旅をし、各地で撮影した映像と政石の遺品から成るインスタレーションを構成。 P …
大島で生きてきた人たちにとって島を囲む海は隔離の壁だった。瀬戸内国際芸術祭をきっかけに多くの人が大島へ訪れるようになった一方で、大島から最も近い四国本土の町、庵治は未だに近くて遠い場所のままである。「 …
Contents1 大島から行ける港2 ⑭大島→高松港 時刻表3 ⑮大島→男木島 時刻表 大島から行ける港 大島からは高松港(約20分)、男木島(約15分)へ行くことができます。 高松港間は官用船を利 …
{つながりの家}GALLERY15「海のこだま」(os05)-やさしい美術プロジェクト
かつて、入所者が暮らしていた15寮に、唯一残っていた木造船を展示。大島の記録と入所者の生きた証に触れられる。 Photo by Miyuki 2016 Photo by Miyuki 2016 Pho …